本は本当に何でも読みます。小説、漫画、評論、偶に専門誌、、、
ですから本屋さんに行くと端から端まで彷徨います。
ライトノベルと云うジャンルを御存知ですか?中高生対象のファンタジー、SFが中心の軽い読み物です。
いやいや、馬鹿にしてはいけませんよ!今や出版産業は斜陽産業なんですから。どれだけ活字離れしているか。その中で、未だに活字本を購う若年層向けの小説達ですからその競争に鍛えられた強さと言えば、、、それに読み手もマニア化していますから(現在のオーディオマニアと同じ、、、)厳しいですよ。
その中でつい先日完結した物語です。
はいはい、表紙見て引かない!こんなの爺がよく買うなぁって、別マや別コミ(済みません、別冊マーガレット、別冊少女コミックの略語です)買うより恥ずかしくないわい!
万が一買う事があったり、娘さんが持っていたら読んでみて下さい。
勿論、全17巻を。
(amazonのカスタマーレビューで、記載者9人全員が5を付けているのは久々に見ました)
きっちり構築された世界観、練り上げられたキャラクター設定、予定調和ながら飽きさせない進行。小説としてよく出来ています。
16巻で物語は一応終わっていたので、よもや最終巻が出るとは思っていなかったのですが、楽しめました。そして、幸せな読書後の感覚でした。
自分たちが若かった頃のあの時代に感じた感覚を感じる事が出来るのが、ライトノベルの良いところです。
御試しあれ!
(因みに以前御紹介した、有川浩さんもライトノベル出身ですし、その頃の自衛隊三部作が最高傑作なような気も、、、)