今日はキット屋倶楽部のコラム「ジャズ・オーディオ雑記帳」でも有名な6041のS様の所へ遊びに行ってきました。
6041のS様ですが、最初に大橋さんの所でお目にかかった時から親切にして頂き、うちの家にも遊びに来て頂いています。で、今回、厚かましくも夫婦で勉強させて頂きに行ってきました!
まず、着くなり案内されたのが、何故か倉!
夥しい蔵書とレコードが収納されています。
(何点か小説、漫画がうちと被っていたのが、嬉しかったです)
ごく一部のレコード
蓄音機
驚く事に、ホーンは自作で、道路標識のコーンと樹脂の植木鉢、パイプを凄く上手に細工されています、、、驚くべき工作能力!!!で、音は上手く鳴ってます!
で、母屋に案内され、システムにご対面!
スピーカー達
グッドベイトのマスターやSさんのご友人もいらっしゃって、色々話ながらJAZZ TIME!
見事なまでJAZZが再現されています。そこにある!
音量を上げると生のセッションがそこに浮かびます。バスドラやスネアーの力が在って軽い音!これはなかなか出無い!
ジムランの075がこれほど自然にそのエネルギー再生能力を十全に発揮している例は経験がありません。言葉を失いました。
加えて、JBL2226Jダブル、ゴールドウイングと云う大型システムでこの音像の締まり具合も普通無い!!!脱帽です。
サランネットを外した状態のジムランシステム
で、ここで大橋さん登場。
席に着くなりA7の不調を指摘し、おもむろに作業開始。プロの動きと技でものの10分掛からず調整終了。
先日のジャズレコード鑑賞会に使われてから時間が無く、接続に問題があった様子。
見違える様な音に成りました。
此方も緻密な音で鳴っており、完全に訓練された戦闘犬の様相です。腕のある方が鳴らし込むとA7でもこんな音に成るんですねぇ、、、
グッドベイトのマスターと友人が先に帰られて、お昼を4人で食べに行き、昼からは此方のシステムでカートリッジの饗宴を楽しみました。
奥に見えるのが、かの有名な6041!
で、このSONYのプレーヤーの電子制御アームが優れもの。カートリッジ交換して針圧をフロントパネルのつまみで合わせるだけ!カートリッジ交換に要する時間数秒!
現在僕が使用しているNAGAOKA MP-500の音を聴きたいとの事でしたので、御持ちしましたが、、、S様のカートリッジに一蹴されました、、、テクニクスのMM、こんなに良かったっけ、、、
大橋さんもお仕事の戻られましたが、S様宅の時間がとても楽しいので更に居残り!
今回も完全に格の違いを思い知らされました。引き出しの多さが格段に違う!!!
でも、S様、根が親切な方だから色々教えて頂ける!
秘技、針飛び音盤修復術!伝授頂きました!!!
加えて、レコード水洗いも!
凄く簡単そうに一見無造作に洗われていますが、騙されてはいけません!
S様、実は異様に器用かつ指先の感覚繊細!!!
これが音にも共通しています。
エネルギー感の溢れる若々しい音なんですが、細やかなんです、音が。
昼からはクラシックも色々聴かせて頂きました。
ベーゼンドルファーとスタンウエイの音色の違いの提示なんざぁお茶の子さいさい!
オケでもソロでも何でも来い!
ジャズとクラシック、挙げ句に歌謡曲までもが何れもgood balanceで再現出来る万能システムです、S様のシステム!
今日も大変勉強させて頂きました。
S様、有難う御座いました。
追伸、家に帰ってからAT-637、ばらして整備したら直りました。うちもちゃんと針先クリーニング致します。重ねて有難う御座いました。
追伸2、中森明菜のLP4枚も頂き、ヨメがとても感謝して居ります。有難う御座いました。