ヨメがレンタルで選んだのがこれ
NINE 2009年 ロブ・マーシャル監督作品
あの 8 1/2をブロードウエイミュージカルにした作品、NINEの映画版。
「フェデリコ・フェリーニのリメイクなんや!」「何それ?」
転けました、、、知らんのかい!!!
「私、ミュージカル見たかっただけやもん!」「そないか、、、」
一緒に見たのですが、まぁ、普通のミュージカル、、、何が言いたいのか?伝わるものが、、、?
それで、と言いたくなって、これはしたらアカンやろ〜と思いつつ、、、
8 1/2 1963年 フェデリコ・フェリーニ監督作品
まぁ、ものが違う。映像が違う。映像に意味がある。
オチも全然違う!遙かに面白い作品です。
きっと、8 1/2が難解とされているため、分かり易くしたリメイクを狙ったのかも知れません。
その行為が、余計訳の分かんないものにし、伝わるものが喪失した例だと思います。
矢っ張り、こう云う天才的映画はリメイクしたらアカンやろ!!!
間、一つで意味が変わるんやから。空気が伝えるタイプの映画は、同じ空気が作れないと、、、
リメイクしても良いのは監督本人だけだと思います。
(ヱヴァンゲリヲンの様に、、、)
(椿三十郎もリメイク5分見た時に、亭主はオリジナル作品のDVDを取りに行ってました、、、)
ヨメも圧倒的にオリジナルの方が面白い映画であった事を認めて呉れました。
(ホッとしました、、、)
ただ、唯一、NINEの方がオネーチャンのスタイルが良くって、衣装が色っぽかった!!!
この点のみ、評価致します。