うちのSV-192Sですが、球はmullard CV4003です。
理由ですが、、、これで納品だったから、、、まぁ、相変わらずええ加減、、、
実際、今の音で結構気に入っています。
それの確認もあって、アナログレコードと音を比較してみました。
ところが、、、特にクラシック、どちらも持っている物が、、、無い、、、
ジャズ、ロックはLPばかりだし、、、クラシックは熱心に聞き出したのが最近なので、LPが少ない、、、何とか数枚つまみ出しました。
Mozart Symphonie Nr.35 D-dur KV385
Karl Böhm Berliner Philharmoniker 1960年録音
どちらも独盤、但しレコードは再販。
非常に音は似ています。極僅かにアナログの弦の音の方が艶やかかも、、、
これ、多分うちのアナログプレーヤーの音が理由かも、、、
やや線は細めで、出来る限り立ち上がりの早い音を目指した結果がこれですし、カートリッジに個性が無いからバランスがTL3N&SV-192S&MC-3の音に似てるかも。
Stravinsky Petrouchka (version 1947)
Colin Davis Concertgebouw Orchestra, Amsterdam 1977年録音
どちらも日本盤、CDは春の祭典と一緒に入ってます。
極僅かに弦の音が矢張りリアル。肉薄しています。
偶々かも知れませんが、クラシックのデジタル化は元のマスターの音を大切にしている物が多いような気がします。勿論くちゃくちゃに成ってるCDも存じてますし、持ってますが、、、
はっきりそう思うものは今回試聴から外しました。
Way Out West
Sonny Rollins 1957年録音
レコードは米盤(contemporaryの再販、確か緑レーベルあったはずですが、、、)CDは日本盤。
これはCDの音が薄い。ハイハットシンバルの厚みが違います。空気の動く感じが違う。
レコードの勝ちかなぁ、、、多分イコライジングの差。
`Round about Midnight
Miles Davis 1956年録音
レコードは米盤(但し、疑似ステレオ)、CD日本盤。
済みません、オリジナル盤なんですが、疑似ステ駄目です、、、、終わってる、、、
CDの圧勝。
1967-1970(青盤)
The Beatles
レコードは英盤(オリジナル)、CDは米盤
CDが2009年にされたリマスター盤のため、、、LP圧勝。
CD声が変です。変にメリハリを付けた楽器の音も、、、ペケ。
このリマスターの何処が音が良いのか、、、、(世間ではそう言われているようですが)
Turnstiles
Billy Joel 1976年録音
レコードは米盤(オリジナル)、CDは日本盤。
これは差が少ない。声はアナログの方が厚みがあります。でもCD、十分楽しめます。
オリジナル音源がアナログの場合、矢張りレコードに優位性が若干あるかも知れません。しかし、TL3N&SV-192S&MC-3の音は相当良い勝負をします。
(ブラインドテストで区別が付かなかったのもありました、、、正直)
現状ではSV-192Sの球、mullard CV4003でアナログっぽさが出ているのかも知れません。
この辺りは重い腰を上げなくてもkennoy-mini様が詳細なレポートをして下さいそうで、、、
素直にそれを待とうかなと、、、、
(超他力本願、、、、)
昔はCDとアナログ、圧倒的にアナログが良かったのですが、、、此の音なら、手に入り易い方どちらでも良いかなと思いました。
結局、音楽を聴くためのツールですからアナログもデジタルもどちらも必要なんですよね、今の時代。
勿論、レコードを御持ちで無い方はデジタルだけでも良いと思います。
そんな気にさせられた、今回の試聴でした。