演奏会のアンコールナンバーにも良く取り上げられる、ブラームスのハンガリー舞曲ですが、纏めて聴く事は少ないかと、、、
でも、纏めて聴くに堪える演奏だと思います。
ブラームス
ハンガリー舞曲集
大学祝典序曲
ハインツ・レーグナー
シュターツカペレ・ドレスデン
KICC9415
重厚な音で、テンポもゆったりめ。でも、重たく成らずに独逸的な躍動感を感じさせる演奏です。
全くと言って良い程ハンガリーは感じられませんが、、、
重厚にして非常に響きの良い弦、エネルギーを感じさせ且つ音の濁らないブラス、何とも言えない柔らかい音色の木管、何層にも重ねた音が織りなす美しさを感じる事が出来る演奏だと思います。
とても小品の曲集には感じられません。
十分に説得力のある演奏です。
こう云う独逸らしさを感じさせてくれる演奏も好きですねぇ。
録音もこのCD復刻では非常に良い音と思えます。
このオケの重厚さを余すところなく捉えている上に響きもきっちり捉えています。
これを聴くとシャルプラッテンのレコード欲しくなりますが、値段が、、、
ただ、民族色の強いこの曲も聴いてみたいかなぁ、とも思います。
どなたか御教授頂けませんでしょうか。