このアルバムの演奏家名のクレジットはPat Metheny氏、ただ一人です。
多重録音ではありません。
この内容で、ライブツアーもされています。
矢張り、この方も天才?!
本当にこの世の中、才能に溢れた方が多いです。
Orchestrion
Pat Metheny
オルゴールは御存知ですよね。
では、日本にも彼方此方にあるオルゴール博物館に足を運ばれた事は御座いますか?
(実は、オルゴール好きで、旅行先でオルゴール博物館が有れば必ず寄って、実演時間まで待っています。安価なものはいくつか持っていますので、又ブログアップしますね)
大きめのその様な施設に一台は置いてあるのが、オーケストリオン。
自動音楽演奏装置です。
自動ピアノと同様ロールペーパーの穴を読み取って、色々な楽器が自動演奏される、巨大複雑オルゴール。僕が観た事があるものではヴァイオリンが3丁も入っているものもありました。
空気圧、もしくは電動で見事に作動します。
このアルバムで使われているのは、その特殊特注超大型バージョン。
それと、Pat Metheny氏との競演です。
(宜しければ
御覧下さいませ)
しかし、シーケンサー&シンセサイザーで作られた音とは異なり、生で出てくる姿のある音ですから、自動演奏や多重録音独特の白々しさは微塵もありません。
ライブでは完全に一人で、アンコールに至っては即興曲で演奏されたそうです。
(まぁ、どの様なコントロールになっているのかは、、、、???ですが)
本当に行きたかったのですが、巡り合わせが悪く、、、、
こう云う音楽もあるのだ、って事で興味が御座いましたら聞いてみて下さいませ。