11時にscore教授夫妻をホテルに迎えに行き、先ずは腹ごしらえに(^o^)
昨日に引き続き、score教授のリクエストで、
EAGLEに。
ブログの写真が美味しそうだったとの事で、これはこれで凄く嬉しいです。
そして、今日の目的地、キット屋さん第2試聴室(店主である大橋さんの部屋)へ。
1年2ヶ月振りの訪問です。
で、お部屋に入って流れている音に耳を傾けると、、、
以前の音に比べて更に立ち上がりが明確に成り、動きの速い音に。その上、ふわっとした包み込まれる様な感覚はそのまま。音の実体感が違う!
「なんじゃ、こりゃ!?」と思いつつ、アンプを見れば、、、
はい、これ、多分初公開!
LM91A!!!
LM755Aに続く、Line Magnetic社とのコラボ作品。
オール手配線で、構成真空管はSV-91Bと同じ、310A×2、300B、274Bのモノラル構成。
定格出力8W。ゲイン32db。
最大の特徴は、310A、300B共に交流点火!
トランスのコアは純鉄で巻線仕様もWEを復刻。で、内部配線も主要部分はWEの線材。
完全限定受注生産モデルで、完成品のみ。
気に成る御値段は、、、735,000円、、、
これを高いと思うかどうかは、受け手次第だと思いますが、少なくとも音質は驚きました。
SV-91Bの近い音の鮮度をアップさせた様な音で、何よりグリップ力が素晴らしい。
本来、箱鳴りを制御するのが難しいオリジナル・オートグラフですが、掛ける音楽でコロコロ表情を変えていきます。
クラシックのホールを抜ける広がる低音は当然の事ながら、ジャズドラムのバスドラの音がタイトに切れる。更に弦楽器の胴鳴きの音の立ち上がりが早い!
この低音の、締まっている上に柔らかい、動きのしなやかさにやられました。
勿論、中高音は生々しい音です。
この辺りは本当に交流点火が上手く生かされていると思います。
(この辺りはY下様の交流点火に改造したSV-91Bで経験があったので納得出来ましたが、、、)
ハムも殆ど気に成らないレベルです。
いあや、まぁ、凄いアンプだわ、、、
と、云う感想なんですが、一緒に聴いていたscore教授も唸っています。
ただ、話をしていると、気に入った点や、もし使うとするとどうするかで結構違う考えで、これはこれで凄く楽しい話でした。
多分、score教授もブログで記載されますので、御楽しみに。
この辺りが違うので、仲良く遊んでいる訳でして(^o^)
オートグラフはLM91Aで駆動。スーパーツィータはSV-86Bで駆動と云う、非常に強力な駆動アンプ群。
プリアンプ群。
いやいや、エリック・クラプトンがオリジナル・オートグラフであそこまでドライブされて鳴るとは思いませんでした。脱帽です。
加えて、今回聴かせて頂いた仕様では全ての球が中国製でした。
これを全てWEの球にしたら、、、少なくとも整流管で音が激変するだろうし、、、
聴いてはいけない物(とても素晴らしい音)を聴いてしまったとしか言い様が御座いません、、、
どうしましょう、、、
まぁ、取り敢えず、、、聴かなかった事にしましょう、、、
そうそう、大橋さんは御元気でした。
本当に長い時間、取っ替え引っ替え聴かせて頂き、有難う御座いました。
良い経験をさせて頂きました。
奥様にも宜しく御伝え下さいませ。
しかし、このアンプ、、、