以前、これの第一弾を御紹介致しましたが、そちらは室内楽がメイン。
こちらは交響曲がメインです。
今時のセットとしては多少御値段は致しますが、LPで手に入れる事を考えますと驚異的に安いです。
古のウィーンフィルの名演が楽しめますし。
Westminster Legacy
Orchestral Recording Collection
UNIVERSAL KOREA
モノラル音源も多いですが、1950年から60年代前半の録音である事を考えれば、驚異的な高音質です。
個性的な名演も多く、クナッパーツブッシュ氏は兎も角、ロジンスキー氏、シェルヘン氏等、名前は聞いた事は在る物の演奏を聴いた事の無い指揮者による名演が結構リアルに甦ります。
今の演奏を聴き慣れた感覚だと違和感を憶える部分も偶には御座いますが、それよりも発見の方が多く、、、
ああ、こう云う表現があるんだと感じさせられる事頻り。
とっても楽しめます。
ジャケットも絵画的な個性的なジャケットが多く、演奏家の写真が主流の現在の物より反って楽しめます。
しかし、この時代の音、特に優れた録音レーベルの音を聴くと、RCAにしてもMarcury、Deccaにしても本当に一所懸命、音を拾おうとしていたのですね。
その上で、レーベルによる音や表現の差があって、色々聴くと結構興味深いです。
近年、こう云ったレーベルの貴重な録音がCD BOXで安価に入手可能なのは本当に嬉しい事です。
ただ、どんどん増えていくこれらをどう片付けるかが、、、
置く場所が、、、聴く時間が、、、
齢を又一つ重ねても煩悩まみれの生活が続きそうです、、、
そう云えば、親父の命日、、、
親子で同じとは情け無い、、、DNAの成せる技なので仕方ありませんが、、、