何とか定時に仕事を終わらせて、18:00の開場に間に合いました。
四日市市文化会館
流石に平日、人が少ない、、、
まぁ、ホールは8割方埋まってましたが、、、
三浦一馬 バンドネオン・リサイタル
殆ど客席はリタイアしたと思われる方々ばかり、、、
まぁ、田舎ですからそんなものかと、、、
でも演奏は若さ溢れる切れの良さと、絶妙の編曲でとても楽しめました。
いや、この方、上手い!!!
23歳の方の演奏と思うと驚愕以外何も無く、、、大家の風格すら感じさせます。
「第33回国際ピアソラ・コンクールで日本人初、史上最年少で準優勝を果たしたバンドネオン界の貴公子。
バッハからガーシュウィンまでを編曲・演奏するなど既成の概念にとらわれない意欲的な取り組みや、バンドネオンの可能性を追求する真摯かつ精力的な活動ぶりがNHK「トップランナー」に取り上げられ、再放送となる反響を呼ぶ。
2012年にはバンドネオン界の最高峰ネストル・マルコーニ氏と競演し、白熱した演奏で盛大に幕を閉じた。
現在、若手実力派バンドネオン奏者として各方面から注目されている。」
四日市市文化会館HPより
演目は
バッハ:いと高きにある神にのみ栄光あれ
~18のライプツィヒ・コラールより BWV662
カッチーニ:アヴェ・マリア
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ポンセ(ハイフェッツ編):エストレリータ
ララ:グラナダ
ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー
此処までが第一部。
編曲は御自身の手によるもので、バンドネオンがドイツのハインリヒ・バンドによって1847年に考案された物であり、野外での教会の儀式で、パイプオルガンの代用品として使われた事を考えると、クラシックの演奏はありですね。
ピアソラ:リベルタンゴ
ピアソラ:バンドネオン協奏曲 第1楽章
ヒナステラ:粋な娘の踊り~アルゼンチン舞曲集op.2より
ピアソラ(マルコーニ編):ピアソラ・セレクション
マルコーニ:さよならのワイン
マルコーニ:モーダ・タンゴ
ピアソラ:アレグロ・タンガービレ
第二部はピアソラ及びそれ以降のタンゴの曲から。
取り分け、ピアソラ・セレクションと銘打たれた、バンドネオン独奏によるピアソラの曲のメドレーは圧巻でした。この楽器の表現力をここまで引き出すかと、、、
アンコールも矢張りピアソラ、現実との3分間 でした。
途中MCもバンドネオンという楽器の説明等を交えながら進行したのですが、
「バンドネオン、初めての方?」の質問に手を上げた数の多い事、、、
えっ?! 隣を見るとヨメが嬉しそうに手を上げている、、、はぁ???
一寸待て、タンゴは結構うちの家で流れてるぞ!
生というなら小松亮太さんのコンサートも行ったし、タンゴ楽団のコンサートも行ったぞ、、、
呆けとんのかい!!!
それは兎も角、今夜も非常に楽しいコンサートでした(^o^)
本日の戦利品