2週間と空けずに此処へ
豊田市コンサートホール
今日はこれ
カザルス弦楽四重奏団
メンバーは
ヴェラ・マルティネス・メーナー(Vn)
アベル・トマス・レアルプ(Vn)
ジョナサン・ブラウン(Vla)
アルナウ・トマス・レアルプ(Vc)
1997年マドリッドで結成され、2000年ロンドン国際弦楽四重奏コンクール優勝を皮切りに、2002年ブラームス国際弦楽四重奏コンクール優勝等、数々のコンサートで入賞されている、現在の西班牙を代表する弦楽四重奏団です。
アルバン・ベルグ弦楽四重奏団の御弟子さん筋の方々の様で、演奏を聴いて深く納得。
とても切れが良く、上手い。
更に、西班牙の血がそうさせているのか、リズミカル。
とても楽しめました。
演目は
カタロニア民謡/鳥の歌(編曲:パブロ・カザルス/ラモン・トマス)
モーツァルト/弦楽四重奏曲 第19番ハ長調K.465「不協和音」
リゲティ/弦楽四重奏曲 第1番「夜の変容」
ブラームス/弦楽四重奏曲 第1番ハ短調OP.51-1
アンコールに
ファリャの「三角帽子」より粉屋の踊り
ドビュッシーの弦楽四重奏曲、第2楽章
鳥の歌はチェロ独奏で聴き慣れた曲ですが、見事な弦楽四重奏曲として楽しめました。
モーツアルトもリズミカルで切れの良い鮮やかな演奏でしたが、何よりリゲティ!
切れの良さと上手さが、この曲の音楽性を見事に提示していて、感動の一言でした。
(開演前にCD購入したのですが、此の演奏を聴いてリゲティの曲の入ったCDを追加購入、、、)
ブラームスも流れの構成が上手く、エンディングも盛り上がりました。
なかなか拍手が止まなかったのも頷ける演奏会でした。
本日の戦利品