この所、深夜アニメで面白かったのがラノベが原作なのを知り、簡単に読める事を良い事に読み漁ってましたので、ついつい更新が途絶える事に、、、
後、映画を観て「るろうに剣心」の原作漫画、全28巻読み返してましたし、、、は、は、は、、、
読んでいたのは
棺姫のチャイカ 榊一郎
と
機巧少女は傷つかない 海冬レイジ
なんですが、前者が現状で9巻まで刊行され、後者が13巻まで刊行されています(何れも未完)。
どちらの作品も軽めの冒険活劇で、結構楽しめるストーリーです。
サクッと読めますし。
どちらも軽めのSFとして御勧めです。
で、これらを原作にしたアニメですが、何れも第1期12話で、「棺姫のチャイカ」の方が原作の第6巻迄、「機巧少女は傷つかない 」の方が3巻までをアニメ化してます。
はて、同じ時間で原作使用量が倍とは、、、と思われるかも知れませんが、後者の方がラノベらしくノリの良い記述が多く、それをほぼ忠実に脚本化した結果のアニメ12話で原作3巻で、前者は結構濃厚な記述が多く、原作通りにアニメ化するとテンポが重たくなると割り切ったのか、相当カットした結果のアニメ12話で原作6巻です。
何れも原作の挿絵師さんのキャラデザそのままで綺麗に動くアニメ化でして、まぁ、それ程はファンから苦情も出ないレベルかと。
(勿論、コアな原作ファンはどの様にアニメ化しても文句が、、、)
結局、ラノベの読者とアニメの視聴者が結構被ってるんですよね、客筋が同じ。
だから、間違っても原作レイプは出来ません。
そんな事したら怒っちゃいますよ、同じ層が観てるのですから。
それに比べて、テレビのドラマ、、、
非常に原作を大切に扱っていると思われる作品も偶にはありますが、多くは、、、
医療系の肥大型心筋症の一手術名が題名に成っている某ドラマなんて主人公の年齢も性格も全く変わってしまってますし、映画化された時は性別すら変わってましたから、、、
確かに一般小説に関しては映像化し易い作品と、映像化しにくい作品、色々有りますから仕方無いかも知れません。
基本、ラノベは読み手が脳内で映像化し易い様に作者も書いてますからね。
それに、ドラマの視聴者と原作の読者の層がズレているのも原因だと思います。
テレビドラマ好きで殆ど読書しない方も結構クマの周りにも居りますし、、、
更に、視聴率を取る必要や大人の事情もあって、演じる役者さんが原作のイメージから大きく外れてしまってる事も多々ありますものね。
こう成ると、原作と同じキャラクターだと整合性が取れず、それに併せてストーリーも多少変えないと、、、話として成立致しませんものね。
映画でもドラマでも映像作品の方が遙かに面白く、原作読んでガックリきた経験も御座いますので、原作通りのストーリーが必ずしも正しいとも思え無いのですが、、、
纏まりの無い文に成って本当に申し訳ないのですが、原作の空気感が全く感じられないドラマを観て、そう云えばアニメだとここまで違和感を感じた経験余り無いなぁ、、、と、ふと思ったものですから。
客筋が違うと提供する物も違う、商売として当たり前の結論ですね、、、それで納得しておこう。