昨日くうが氏が遊びに来ている時、レコードを掛けていてふと、「随分鳴る様に成ったなぁ、、、」と。
うちの平面バッフルに納められた
ALTEC 604E ですが、
以前ブログでも書きましたが NOS です。
鳴らし始めたのが2010年12月23日なのでそろそろ4年でしょうか。
途中、左側の微妙なビリ付きが気に成って
オーディオラボ オガワさんの御世話に成って、
戻って来たのが2012年7月15日。
(こう云う時、ブログをしていると本当に便利です。検索するだけで正確な日時が直ぐに判ります)
後は、
微妙に左右の間隔を広げた事とアッテネータのレベルを僅かに調整する位で、全く何もしてません。
来たばかりの頃
現在
大分良い色に焼けました。
4年近く、ほぼ毎日、3時間以上鳴らし続けて現在、最初は立ち上がりは早いものの多少粗い、悪く言えば粗野な音が随分滑らかに成りました。
特に響きや陰影感は全く異なったスピーカーの様にも思えます。
エージング、まぁ早い話が老化の効果でしょうか。
多分、飽きずに鳴らし続けたからこう成ったと思います。
勿論、バッフルそのものも鳴らし続けた影響は出ているでしょうし。
ウレタンエッジのユニットと異なり、布製コルゲーテッドエッジのユニットは動き難い代わりに経年変化には強いです。
やっと、動く様に成ったという感じでしょうか。
使いこなしも何もありません。
ひたすら使い続けるだけでスピーカーは自然に馴染むと思います。
生理的に嫌いな音で無い限り、先ずは使い込む事が一番重要ではないかと。
まぁ、このユニットの寿命が来る前に持ち主の寿命が来る事は間違いがなさそうですので、当分は楽しめそうですね。