実は、年始にペンション・ウインズさんに御邪魔した時に、ユニットを持っていってスピーカー作製を御願いしました。
持っていったユニットは Parc Audio の
DCU-F071W 5cmフルレンジのユニットです。
前々から、旅行したり出張した時に音楽が聴きたくても聴く道具が無い事に困ってました。
オーディオシステムの置いてあるホテルなんて殆ど御座いませんし、、、
(
ここは例外です、、、)
ラジカセは結構嵩張るし、i Phoneを挿して鳴るシステムも音が好みに、、、ヘッドフォンは嫌だし。
と、言って、キット屋さんの「お出かけセット」、、、大きい、、、クルマなら良いですが、、、
出来れば電車で出張に行く時も、トランクの隅に収めたいからアンプとスピーカーは別々で。
で、ELEKIT TU-H82を買った目的がそれです。
同じ大きさのスピーカーがあれば、Mac Book Air からの出力で音が出せる。
小さいし。
で、そのスピーカーを作って頂いた訳です。
ペンション・ウインズで夜中、どう云うタイプのエンクロージャにするかを村瀬さんに相談。
結構滅茶苦茶な発想を元に作って頂きました。
まぁ、この話を纏める時の面白かった事。
基本的にバスレフで容量1Lをメーカーが想定居るユニットを0.6L程で何とかしようと云う滅茶苦茶な試みなんですから。
出来上がりは此方
この形態でしたらトランクの衣類の隙間に滑り込ませます。
取り出すと
ユニットの輸送中の保護のため蓋付き。
外して
中域集中型のバランスですが、上も下も自然に伸びてます。
人の声が自然。
聴き易いです。
ならばと、ジョーダンワッツと入れ替えて
録画してあるテレビドラマが非常に聴き易いです。
中音が充実して出ている事と実はこのスピーカーが無指向性スピーカーの性格を持っている事が上手く行ったようです。
バスレフでも無く、密閉でも無い、ダブルバスレフでも無い変なエンクロージャですが、夜中に相談したアイデアが実際の音に成って凄く満足です。
これで旅先で音楽に飢えずに済みそうです。
ペンション・ウインズでのショット