今日、facebookを通して、友人の2A3のパンダ様の書き込みで知ったのですが、英国のプログレッシブ・ロックを代表するバンド、YESのベーシストであるChris Squireさんが2015年6月27日にアメリカ合衆国アリゾナ州フェニックスで病死されました。享年67歳。急性骨髄性白血病であったそうです。
なので、レコード棚からそれこそ気儘に選んで独りで追悼レコードコンサートを。
先ずは矢張り一番好きなアルバムから
YES Close to the Edge
1972年にリリースされた、このバンドを代表する一枚。
LP両面で3曲と云うこの時代のプログレの典型の様な曲構成です。
レコードをターンテーブルに乗せて
この昔からしている儀式、それ自体が追悼の儀式。
ヴォリュームも12時辺りで
次のアルバムは
YES Yesterdays
1975年にリリースされた、初期の楽曲を集めたコンピレーションアルバム。
個人的にこの時代の模索する様な若さの溢れる音は好きです。
そして
YES Relayer
1974年リリース。
矢張りLP両面で3曲。ですが即興演奏的側面の強いアルバムで、個人的に好きです。
さて、夜も遅くなってきましたし、全アルバム再生という訳にも行かず、、、
YES Heaven & Earth
2014年リリース。
結成時からこの5月迄、YESと云うバンドの活動にほぼ全て関わられたChris Squireさんの最後に成って仕舞ったスタジオ録音のアルバム。
老熟された演奏で、往年の切れは無いものの穏やかなこの空気は個人的に好きです。
色々有って故郷に戻ってきた様な印象さえ覚えます。
2014年11月28日のZepp NagoyaでのYESのライブ、最前列の席でChris Squireさんの真ん前でした。
あの時、直ぐ横の席で演奏を聴きながら涙を流され、途中から号泣されていた長い銀髪の御夫人はChris Squireさんの奥様だったのでしょうか、、、
もしかするとあの時は病魔と闘われている最中だったのかも知れません、、、
御冥福を御祈り致します。