木曜日(6月9日)にUSJに行って、金曜日(6月10日)は昼から有休で名古屋に、、、
(仕事しろと云う声が、、、)
愛知県芸術劇場
無理をしても行きたかったのは
圧倒的でした!!!
セットリストは
(前半)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第27番 ト長調 K.379
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
(後半)
アントン・ガルシア・アブリル:6つのパルティータより
アーロン・コープランド:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ティナ ・デヴィッドソン: 地上の青い曲線(27のアンコールピースより)
(アンコール)
佐藤聰明:微風
マーク・アントニー・ターネジ:ヒラリーのホーダウン
マックス・リヒター:慰撫
前半、明るく楽しいモーツァルトでは無く、柔らかく穏やかで深いモーツァルト。
彼女の正確なピッチ、揺るぎないリズムはそのままに音色が深く柔らかくなっています。
シャープさが無くなったのでは無く、音の速さに、切れにしなやかさが加わっただけ。
1曲目から圧倒されました。
で、バッハ、、、デビューCDにも入っている無伴奏3番。
とてもヴァイオリン1丁の音には聞こえ無い。
正確な音の残響に次の正確な音が被り、濁り無く広がって行くので、有り得ない色彩感と浸透力を持って聴き手に飛んできました。
その時空を彼女の音だけが支配していました。
後半の現代作曲家の作品も、とても聴き易く此方の心に入ってくる表現で、不協和音ですら心地良く聞こえました。
彼女のCDである「27の小品」に入っている曲が3曲、耳に馴染んでいるので楽しめました。
本当に圧倒的な音楽経験でした。
演奏が始まる前にCD、プログラム購入者を対象にサイン会があると云う掲示を見て、ヨメの分と2部プログラムを購入。
(CDは買うものが御座いませんでした)
で、終演後楽屋裏に並び(この時点で、サインを書く対象は何でも良いと確認)
LPを持って来たアホは珍しかった様で、とても喜んで頂きました(^o^)