味噌煮込みうどんの後はいよいよY下邸へ聴かせて頂きに行きました。
(今回はオマケのヨメ同行です。念のため)
先月のキット屋の大橋さんの日記にも紹介されていた事を御記憶の方もいらっしゃるでしょうが、まぁ、聞くと見るとは大違い、、、(正確には「聞くと聴くとは」ですね、、、オーディオですから)
百聞は一見に如かず(百聞は一聴に如かず)。
部屋に佇むスピーカー
一見GRFに見えますが、大橋さんの日記にもあったように中身は
ワーフェデールのスーパー8!
実はワーフェデール初めて聴きました。
プリアンプはマランツ7
オリジナルでは無く、後年出たキットを大改造!
此処の下りはY下様のキット屋コラム「私のオーディオ人生」の
此処と
此処に詳細が記載されています。
パワーアンプはSV-91B
何か違いに気付きませんか?
正解は後程。
プレーヤー
自作です、、、そうは見えない仕上がりです。
詳細は
コラムを御覧下さいませ。
アームはグレースG-565Fでカートリッジは、何と珍しい、エラックのMCでした、、、
CDトランスポートは皆様よく御存知のCEC TL51X、DAコンバータはModel2でした。
(済みません、、、、写真取り忘れ、、、よく御存知でしょうからお許し下さいませ)
最初バッハの無伴奏チェロを聴かせて頂いて、、、
は、は、は、、、笑うしか無いわ、、、負け負け、、、白旗!
正直、音の立ち上がる速さ、特に高音に負けない低音の立ち上がり速度と音像の締まり方(口の小ささと申しましょうか、楽器が楽器の大きさである事)では、自分のシステムに多少の自信はあったのですが(一番拘っている部分ですので)、此処で負けると、、、
更に生々しい音です。非常に粒が細かく丸い。
ユニットに寄って聴く音とリスニングポイントの音は異なり、リスニングポイントだとそこにチェロがある様に聞こえます。多分ダクトチューニング等、相当追い込まれたかと、、、
(Y下様、「そんな事無いよ」と笑っているだけ、、、)
更にピアノ、弦をハンマーで叩いている事が感じられる音です。素晴らしい!
まぁ、およそ、20cmユニットから出る音では無いです。
低音が、高音がと細かい事を講釈垂れるような音では無い。実在感を伴った、音楽的にレベルの非常に高い音でした。
(しかし、およそ他所の家に聴きに行って、頭打つ事ばかり、、、これ、超楽天的性格で無いと保たないやろなぁ、、、)
その後、色々聴かせて頂いて、Y下様自作のPX4シングルも聴かせて頂きました。
このアンプの音も素晴らしいです。
若干影を帯びた音に成りますが、速度は速いまま。粒立ちも同じで、純粋に音色の差だけです。
Y下様からリクエストがあったので、ピアノを中心にしたJAZZのレコードも持って行ったのですが、、、
これが見事に鳴る!立ち上がり速度の速さが功を奏して、ピアノトリオが正確に再現されます。
クラシックだけちゃうやん、、、相当守備範囲の広いシステムです。
次回御邪魔する時にはありとあらゆる音楽ジャンルを持参しようと。
多分、Y下邸でロックやポップスを流す暴挙に出る一人目に成るかと、、、
いや、今回も勉強させて頂きました。
で、先のSV-91Bの話です。
先ずよく見て下さい。トッププレートが銀色でしょ。
ステンパネルでボディ補強されてるんですよ。
更にスイッチが、、、無いでしょ。本来パワースイッチとスタンバイスイッチが並んでるはず。
物欲しそうにせがんだら、、、裏蓋を外して
見せて頂きました!
自分が作ったアンプの裏蓋を外すのが嫌に成る配線です。
まぁ、半田鏝を握って40数年のプロに対抗するのは、、、
右下に見える本来無いはずの回路が遅延回路。
SV-2(2007)とかと同じ様にパワースイッチだけで、アイドリングして立ち上がるように成っています。
カップリングはブラックビューティ。所々に銀タンタル
最後に、DAコンバータ〜プリ間に入っている、ライントランス
今度うちに来て頂く時に試聴させて頂けるとの事!
楽しみにして居ります!
本当に長時間、有難う御座いました。とても楽しかったです。