今日は早めに帰って来て、夕食を食べたのも早く、18:30位から、ずっと音楽を聴いています。
最初はモーツアルトのピアノ協奏曲、後期のをブレンデルのピアノで数曲。
次にプロコフィエフのロミオとジュリエット。で、何を聴こうかな、、、
と思って、、、
懐メロに行っちゃいました!
音源は全てレコード。当時自分で新品を購ったものです。
当然スクラッチは皆無。傷無し美品!って、誰に自慢してるんや、、、
でも、今更に聴いてもこの当時の邦楽の録音、極めて自然です。
少しナローレンジですが、嫌なイコライジングも無く、自然な声のボーカルがふわっと中央に定位します。
もし中古屋で売っていたら、安いですから是非手に取ってみて下さいませ。
(なので、記載したナンバーは当時のレコードのものです)
今日
かぐや姫
CROWN
GWS-4001
1978年のリリースです。
かぐや姫は好きで、全てのレコードを持っています。
で、これは一度解散してから再結成した時リリースした唯一のアルバム。
メンバーの声が若く、張りがあります。
いや、懐かしい。
今のシステムのバランスの方が少し渋めに聞こえるかなぁ、、、
でも、印象は変わりません。
矢張りメロディラインが柔らかく、棘が無いんですよねぇ、この方々。
でもアレンジは、昔のかぐや姫と比べると多少凝ってますが、それでもシンプル。
心に染みていきますね。
Japanese Girl
矢野顕子
PHILIPS
FW-5012
矢野顕子様、デビューアルバムです。1976年のリリース。
声が、わ、わ、若い!!!
当時21歳。そりゃ若いわ。
でも、当時からミラクルボーカルの片鱗、ばんばん感じさせて呉れます。
A面ではリトル・フィートをバックバンドに迎え、B面はあがた森魚、細野晴臣、鈴木茂、駒沢裕城、ムーンライダーズの面々がバック、、、この面子でデビューアルバムかい、、、
(この辺り、ケイト・ブッシュと似た様な、、、)
リトル・フィートのリーダー、ローウェル・ジョージは矢野顕子の音楽のレベルに対して自分達が十分サポートしきれなかったことを、プロデューサーに泣きながら詫び、演奏代金を受け取らなかった、と云う伝説まであります。
まぁ、このアルバム以降、ファンですね。
コンスタントにレベルの高い音楽を楽しませてくれます。
まだまだ現役。これからも楽しみ。
あ・り・が・と・う
中島みゆき
キャニオン
VF-9012
中島みゆき様3rdアルバム。1977年のリリース。
彼女の初期の最優秀アルバムかと。
(好きな曲は個人的に2ndアルバムの方が多いのですが)
若干張りがある様には聞こえますが、誤差範囲。この方、殆ど声に衰えない、、、、
矢張り、妖怪です。
特に、彼女の深夜放送を聴いた事のあるものとしては、この方の素はどっちなの?!と真剣に考えましたが、多分どちらも素なんでしょうね。
今に続く彼女の色が出ていると思います、曲にも詩にも。
しっとり歌っている曲もあれば、シャウトに近い声もあります。
ただねぇ、内周部にそう云う重い曲持って来られると、、、内周歪みが、、、
まぁ、仕方無いんですが、、、
因みにこのアルバムの中の一曲、「店の名はライフ」、当時北大に友人が居たので教えて貰いました。確かに当時は普通の喫茶店に成ってましたが、今はどうなってますやら、、、
以上のアルバムはオートグラフ・レプリカで楽しみました。
次はSV-23D&604E平面バッフルに換えて
熱い胸さわぎ
サザンオールスターズ
ビクター
VIH-6027
あのサザンオールスターズのデビューアルバム。1978年のリリース。
伝説のデビュー曲、「勝手にシンドバッド」がA面の1曲目。
この曲を初めて聴いた時のショックは忘れられません。
「何や、これ、、、凄いやん!」
日本語の曲は日本語の特性上、一つの母音もしくは子音+母音に音符が一つ着くのが一般的でした、それまでは。
英語を始めとして、洋楽は一つの単語に音符が一つ乃至複数付くのが一般的です。
ですから、幾らそれっぽく作っても、音の流れが違いました。
その御約束を見事なまでに破壊してくれたのが彼らです。
まぁ、この非常に高度な言葉遊びは今に引き継がれていますが。
初めて聴くなりファンに成って、ファーストアルバム御買い上げ!
一発屋、コミックバンド扱いを散々されましたが、、、
今となっては嘘のようです。
(そう言っていた方々は、ビートルズを不良の音楽と断じていた方々と同じなんでしょうね。今となっては音楽の教科書に載っていますが、、、その様な感性の硬化した年寄りにだけは成りたくないですね!)
今改めて聴くと、矢張り桑田さんの声、若いですね。
高音域も伸びてるし。
1977年のイーストウエストで最優秀ボーカリスト賞を獲得した位ですから、「女呼んでブギ」で、、、
サザンオールスターズは今も変わらず好きです。
無期限休止中ですが、、、
2008年8月の横浜でのラストコンサート(当然、行きました!)からもう3年半か、、、
早いなぁ、、、