大分と前に見たのですが、もう一度観たくなりレンタルしました。
見直しても、衝撃は大概でした。
この映画の内蔵するエネルギーは大概なものかと、、、
体力、気力の有る時で無いと観られません、多分。
鉄男 1989年 塚本晋也監督作品
ストーリーは、、、御座いません。
監督のイメージの嵐を感覚で受け止めるべき映画です。
独特の感覚を白黒の映像で、勢いでリアリティのあるものとしている独特の映画です。
その感覚を楽しめるかどうかでこの映画の評価は二分されるかと。
ストーリー性を重要視する日本人には支持者は多く無いのですが、海外での評価は高くローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリも受賞しております。
御存知ですか、 北野武監督が「HANA-BI」が金獅子賞を受賞した時に、塚本晋也監督がヴェネツィア国際映画祭で審査員をしていたという事実を。
ヴェネツィアで審査員を依頼される程、実は海外の事情通には知られている監督です。
クマ自身は二度観ても楽しめました。
重ねて申します、ストーリーでは無く感覚を楽しむ映画だと。
それを踏まえた上で、是非観て頂きたい映画です。
但し、御家族では観られませんので(R18にしても良いかと、、、)夜、御一人でどうぞ。
暴力的表現、スプラッタの苦手な方は御覧に成らないで下さいませ。