今日は、Y下様に誘って頂いて、オーディオ・音楽クラブ名古屋の例会に御邪魔して来ました。
会場
曽野町公会堂の二階。結構広いスペースでした。
本日のメインモニタースピーカー、ハーベス
アンプによって七色の音色を奏でるタイプのスピーカーですね。
能率低めだから管球アンプには一寸辛い側面も、在るかな、、、
御邪魔した時には会も酣。
9:00から始まって居たそうですが、御邪魔したのは11:00前、、、失礼致しました。
御一人御一人が御自身の作品を持参して、発表する形で会は進んで行きます。
質疑応答時間もあり、学会みたい、、、
「 」内の題は御発表のそのままです。
「CDアンプの報告」
Onkyo CR-D2をモディファイしたもので、デジアンとは思えない柔らかさと厚みのある音でしたが、制動力と立ち上がりは流石デジアン。
内部のシールド等丁寧に検討されているとの事です。
「6CA7PPアンプの試聴」
GEの太い6CA7が特徴的なアンプで、出力トランスはTRIAD社。
無帰還らしい伸びやかな、生々しい音のアンプでしたが、如何せん、スピーカーと会場の関係で、最大出力域でのデモに成り、、、普通、家で聴く時ってそんなに大音量出せないですよね。
「レコード試聴」
トーンアーム;MICRO MA505MK3、ターンテーブル;THORENS TD521
昇圧トランス;PARTRIDGE 9708、プリアンプ;AIRTIGHT ATC-1
パワーアンプ;McIntosh MC-30、スピーカー;EV Sentry 500改
モノラルカートリッジのDL-102やENTRE EC-25LPを使ってのモノラルLPのデモに始まり、後半はSPUでステレオLP。
非常に伸びやかな闊達な音で、ジャズにぴったし。余裕のスイングでした。
スピーカーはエンクロージャもホーンもオリジナルで、極めてリジッドなもので、タイトな音でした。いや、この音好きだなぁ!
「801A×3アンプの試聴」
出力段の801Aはパラで3本!左右で6本!MAGNEQUESTの出力トランスが巨大!
無帰還の非常に凝った回路のアンプなのですが、非常にドライブ力があり、ハーベスを楽勝でグリップ。自然で締まったこのアンプの音は個人的に凄く好きな音でした。
これ、欲しい、、、
「テクニクス20A型の修理と改変記」
OTLの20Aを修理、改造し、出力インピーダンスを50Ωにしオートフォーマを付けてのスピーカー駆動。
ジャンク不動品で手に入れられたとの事ですが、完全に甦っております。凄いなぁ、、、
動作も完全に安定し、結構な音量のデモでも全く破綻無し。
これだけの技術があったら、殆どジャンクでも復活可能だろうなぁ、、、ベホマズン、、、
昼食タイムを挟んで夕方まで、大変楽しませて頂きました。
この後も喫茶店に移動して雑談タイムは続きましたし。
しかし、本当に機材を輸送してセッティングするのって大変です。
(自前の機材等でPAしてましたので、、、実感として)
皆様御疲れ様でした。
また、温かく迎えて頂いて重ねて有難う御座いました。
とても勉強に成りました。
ああ、面白かった(^o^)