今日は夕方帰ってきてヨメが居りませんでしたので、一人で大音量大会をしていました。
(大音量と言っても多分、中音量位、、、だと思います)
聴いていたのはこのアルバム、これ聴くと、ある日の情景を思い出します。
Escape
Journey
Columbia
TC37408
米国のロックバンド、Journeyの7作目のアルバムです。
最初はプログレやってたんですが、4作目位からポップな方向へ大きく舵を切り、1981年リリースのこのアルバムは全米1位獲得。プラチナヒット致しました。
Neal Joseph Schonのギターは良く鳴くし、切れの良いSteve Perryのヴォーカルは本当に音域が広い上エネルギッシュ。Jonathan Leonard Cainのキーボードはポップな音を奏でてるし、今聴いても十分鑑賞に堪える楽曲であり演奏だと思います。
当時はロックを聴いても欧州のややこしいのが好みだったので、こう云うストレートなロックは余り聴かなかったのですが、、、
そう、大学二年生の夏、北大に行った予備校時代の友人が大阪に帰るついでにひょっこり三重県に遊びに来てくれました。
フェリーに乗って、自分の車で来てくれたのですが、彼は一言「海に泳ぎに行こう!」
前年の夏、銭函の海水浴場で夕方、二人して寒さに震えた想い出があったので、即同意。
ところが、当時は、、、札幌ナンバーの車でクーラーが付いているのはお金持ちの車だけ、、、
中古のカローラに付いている訳は無く、、、三重県の夏は当時も暑い、、、
窓全開で志摩まで国道をひたすら走った時に彼の車で掛かっていたのがこのアルバム。
大きな音で鳴らしながら、脱水と戦いながら海を目指しました。
その時、半分熱に遣られかけの頭で、「こう云うストレートなロック、良いよなぁ、、、」と思って買いました。
そんな、若い頃のはちゃめちゃな思い出がこのアルバムを聴いていると色々思い出されます。
まぁ、今はエアコンが完全に効いた部屋で聴いてますが、、、
80年代の洋楽を代表するアルバムの内の一枚です。
宜しければ聴いてみて下さい。
出来れば、大きな音量で。
(意外な程録音は良好で、破綻無く楽しめますよ。ヴォーカルもビッグマウスに成らないし)