この所、運があるのかその様な流れなのか、懐かしい料理と再開する事が
続いています。
その昔、鈴鹿サーキットホテルのメインダイニングは「楼蘭」と云う名の中華料理店でした。
ドミニク・ドゥーセさんのパン屋さんが正面玄関横にあった頃です。
30年ちょい前でしょうか、、、
本格的な四川料理が食べられる御店で、メニューも辞書の様に分厚く、他の御店では先ず食べた事の無い様な料理が食べられました。料理長も現地の特級料理師の資格を持った方。
本当にこの御店の御陰で中華料理の経験値が上昇しました。
しかし、時が流れ、メニューは徐々に薄く成り、、、伊太利亜料理店が出来て横に追いやられ、セットメニューが現れて、、、最後は無くなりました。
鈴鹿JR稲生駅の横で再開された(営業母体はサーキットホテルから変わったようです)との話は耳にしていましたが、何と無く行く機会も無く、数年、、、(何と無く昔の料理を求めて失望するのも、、、)
今晩、何と無く行ってみる気になって御邪魔しました。
これが、大正解!!!
楼蘭(食べログは
こちら)
駐車場から玄関までの御庭も洒落てました
中も洒落た雰囲気で、窓の外も
メニューはそこそこ種類があって選べる感じ。
で、一番食べたかった物から出て来ました(*^^)v
海老と鶏肉の芙蓉造り
昔とほぼ同じ味でした\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
卵白とささ身でふわふわに塩味に仕上げた所にプリプリの海老が入っています。
口の中で蕩ける食感と海老の歯応えの調和が最高!
実は一番好きな上海料理かも、、、
大蒜の芽と牛肉のオイスターソース炒め
質の良い牛肉が使われています。
しゃきっと仕上がった大蒜の芽と柔らかい牛肉の対比が口の中で嬉しいです。
美味しい。
豚肉の中国黒酢ソース仕立て
食感は残しつつ柔らかく仕上がった豚角煮に黒酢ソースがたっぷり掛かっています。
これはもう、黒酢系の味が好きな人間にはど真ん中。
酢豚では無くこう云う持って行き方もアリだなぁと感心させられた一品。
小籠包
適切な厚みのむちっとした皮に多量のスープと餡が入っています。
薄めの味で上品に仕上がってましたので、何も付けず一口で。
熱いけれど幸福の味(^o^)
楼蘭麻婆豆腐
麻も辣も全開ですね!
これも昔とほぼ同じ味。下手をすれば匂いで噎せる、、、
辛い辛いと言いながらある程度の量をヨメも食べていました。
辛さの向こうに味がある、とても美味しい麻婆豆腐でした。
(但し、辛いものが得意で無い方は御止めに成った方が、、、半端では無い辛さです)
五目炒飯
御手本の様にぱらっと仕上がった炒飯。
油っぽさも押さえられているのにお米全部パラパラ。とても美味しいです。
でも、お米の粒が小さめで、でもそれ程細長くも無いしどちらのお米なんでしょうか?
美味しいお米でした。
杏仁フロート
ゼラチン固めでは無いプルプルの杏仁豆腐。
そこに乳脂肪分の多いアイスクリームが乗っているのですから美味しく無い訳が無い。
完璧なデザートでした。
相当レベルの高い中華料理が結構リーズナブルな御値段で食べられました。
雰囲気も良いし、出て来るのも比較的早いし。
これは今まで行かなかったのは大きな損失でした、、、いや、美味しかった!
御馳走様でした!