さて、呉に戻って昼食。
創業大正10年、3代続く老舗の洋食屋さんです。
創業者の加納勇太郎さんは、大日本帝国海軍浅間型装甲巡洋艦1番艦の浅間でコック長を務められていたとの事。
尚、装甲巡洋艦1番艦浅間は日露戦争日本海海戦後の凱旋観艦式に於いて御召艦を務めています。
で、此方の御店は当時の海軍のレシピ通りとの事。
ならば、食べてみたいではありませんか!
お昼時を少し過ぎていましたので店内は空いていました
海軍さんの肉じゃが
帝国海軍のレシピ通り、水を入れず馬鈴薯、牛肉、白滝、玉葱を煮て醤油と砂糖だけで味付けした肉じゃがだそうです。
なので少し濃い目の味付けでしたが牛肉の旨味が馬鈴薯に良く染み込んでいてとても美味しかったです。
海軍さんのカレー
どこか懐かしい昔ながらのカレーです。
とろみがあるのも昔風。
でも、スパイスも利いていて素直に美味しいと言えるカレーでした。
いせ屋特製 カツ丼
ええ、丼では御座いません、皿です。
御飯の上に赤身のビフカツが乗り、その上からデミグラスソースがたっぷりと。
洋食好きの夢を具現化した様なカツ丼です。
ハヤシライスのルーに近いバランスのデミソースは御飯にピッタリでビフカツとの相性も抜群。
赤身のビフカツなので豚カツよりも軽く、とても食べ易かったです。
(カレーが少し辛かったので、途中でヨメのカレーと交換されて取られました、、、)
御高齢の御主人と奥様二人の御店は昭和にタイムスリップしたかの様な素敵な空間でした。
御馳走様でした!!!